Gemini CLI のインストールと GEMINI.md の書き方:Google アカウントで無料で始める

Gemini CLI 公開:

Google の Gemini CLI をインストールし、Google アカウントでログインして使い始めるまでの手順と、Gemini CLI がプロジェクトのルールとして読み込む GEMINI.md の配置場所・書き方・/memory コマンドによる確認方法を解説します。

検証日 2026年9月7日 仕様変更が早い分野です。最新の公式ドキュメントも併せてご確認ください。
目次
  1. 前提条件
  2. インストール
  3. ログイン
  4. 最初のタスク
  5. GEMINI.md の役割と配置
  6. GEMINI.md のテンプレート
  7. 会話中に記憶させる
  8. まとめ

Gemini CLI は Google が公開しているオープンソースのターミナル向けコーディングエージェントです。最大の特徴は、個人の Google アカウントでログインするだけで、上限付きながら無料で使い始められることです。

この記事では、インストールからログイン、最初のタスクまでの手順と、プロジェクトのルールを伝えるための GEMINI.md の書き方をまとめます。

KEY POINT

この記事で分かること

  • インストールと Google アカウント / API キーでのログイン
  • GEMINI.md の配置場所、読み込みの仕組み、確認コマンド
  • そのまま使える GEMINI.md のテンプレート

前提条件

項目内容
Node.js20 以上
OSmacOS、Linux、Windows
アカウント個人の Google アカウント(無料枠)、Gemini API キー、または Google Cloud(Vertex AI)

インストール

# npm でグローバルインストール
npm install -g @google/gemini-cli

# または Homebrew (macOS)
brew install gemini-cli

# インストールせずに試す
npx @google/gemini-cli
gemini --version

ログイン

プロジェクトのディレクトリで gemini を起動すると、初回に認証方法を選ぶ画面が出ます。

cd path/to/project
gemini
認証方法特徴
Google アカウントでログインブラウザで認証。個人アカウントなら無料枠で利用できる
Gemini API キーGoogle AI Studio で発行。環境変数 GEMINI_API_KEY に設定
Vertex AIGoogle Cloud プロジェクト経由。企業利用向け
# API キーを使う場合
export GEMINI_API_KEY="your-key"

無料枠の上限やデータの扱いは Gemini CLI の無料枠と制限 で詳しく説明しています。

最初のタスク

このリポジトリの構成を説明して。テストの実行方法も教えて

Gemini CLI はファイルを読み、必要ならコマンドを実行します。ファイルの変更やコマンド実行の前には確認が入ります。「常に許可」を選ぶと、そのセッション中は同種の操作が自動で通ります。

対話中の主なコマンド:

コマンド内容
/helpコマンド一覧
/memory show読み込まれた GEMINI.md の内容を表示
/memory refreshGEMINI.md を再読み込み
/tools使えるツールの一覧
/mcpMCP サーバーの状態
/statsトークン使用量
/clear画面と履歴をクリア

GEMINI.md の役割と配置

Gemini CLI は起動時に GEMINI.md を探して読み込み、プロジェクトの前提として扱います。Claude Code の CLAUDE.md、Codex の AGENTS.md と同じ役割です。

配置場所用途
~/.gemini/GEMINI.md全プロジェクト共通の個人的な好み
リポジトリのルート GEMINI.mdチームで共有するプロジェクトのルール
サブディレクトリの GEMINI.mdそのディレクトリ配下で作業するときに追加で読み込まれる

読み込まれた内容は結合され、/memory show で確認できます。

用語解説

contextFileName 設定: settings.jsoncontextFileName を変更すると、GEMINI.md 以外のファイル名(例: AGENTS.md)を読み込ませることができます。Codex と同じファイルを共有したいときに使います。詳細は CLAUDE.md・AGENTS.md・GEMINI.md の違いと共通化テクニック を参照してください。

GEMINI.md のテンプレート

# プロジェクト概要
Django + React の社内ツール。バックエンドは `backend/`、フロントは `frontend/`

## コマンド
- バックエンドのテスト: `cd backend && pytest`
- フロントのテスト: `cd frontend && npm test`
- Lint: `cd backend && ruff check .` / `cd frontend && npm run lint`
- 開発サーバー: `docker compose up`

## 規約
- Python は型ヒント必須。`Any` は使わない
- React は関数コンポーネントのみ。状態管理は既存の Zustand ストアを使う
- API のスキーマは `backend/api/schemas/` に置き、フロントの型は生成コマンドで更新する

## 変更禁止
- `backend/migrations/` の既存ファイル
- `frontend/src/generated/`

## 作業の進め方
- 変更前に関連テストを読む
- 複数ファイルにまたがる変更は方針を先に提示する
- 完了報告には実行したコマンドと結果を含める

/init を実行すると、Gemini CLI がプロジェクトを調べて雛形を生成します。README で分かる内容は削り、「見ただけでは分からない約束事」だけを残すのは、他のツールと同じ考え方です(CLAUDE.md の書き方 の方針がそのまま使えます)。

会話中に記憶させる

/memory add <内容> を実行すると、その内容がユーザーの GEMINI.md に追記されます。繰り返し伝えている好みは、このコマンドで書き込んでおくと次回以降も反映されます。

まとめ

  • npm install -g @google/gemini-cli で入れ、gemini を起動して Google アカウントでログインする
  • GEMINI.md は ~/.gemini/、リポジトリのルート、サブディレクトリの 3 階層で結合される
  • /memory show で読み込み状況を確認し、/memory refresh で再読み込みする
  • /init で雛形を作り、コマンド・規約・変更禁止・進め方の 4 種類に絞る

よくある質問

Gemini CLI は本当に無料で使えますか?
個人の Google アカウントでログインすると、1 分あたり・1 日あたりの上限付きで無料で使えます。上限を超える使い方や商用の要件がある場合は API キーや Vertex AI を使います。
GEMINI.md はどこに置きますか?
全プロジェクト共通は ~/.gemini/GEMINI.md、プロジェクト共通はリポジトリのルート、サブディレクトリ固有のルールはそのディレクトリに置きます。
読み込まれている GEMINI.md を確認するには?
対話中に /memory show を実行すると、読み込まれた内容が表示されます。編集後は /memory refresh で再読み込みできます。

参考にした一次情報

この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。