Claude Code に入力したコードは学習に使われるのか:プランごとのデータ利用と設定の確認方法

Claude Code 公開:

Claude Code で扱ったコードや会話が Anthropic のモデル学習に使われるかを、個人プラン(Pro/Max)と商用(API/Team/Enterprise)に分けて整理します。設定画面での確認手順、保持期間、業務利用で押さえるべき点を解説します。

検証日 2026年9月7日 仕様変更が早い分野です。最新の公式ドキュメントも併せてご確認ください。
目次
  1. 「学習に使う」「保存する」「アクセスする」は別の話
  2. プランごとの既定の扱い
  3. 設定の確認手順(個人プラン)
  4. 保持期間の目安
  5. 業務利用前のチェック項目
  6. Claude Code が送信するデータの範囲
  7. Codex・Gemini CLI との違い
  8. まとめ

「Claude Code に読ませたコードが、Anthropic のモデルの学習に使われるのではないか」。業務で使う前に必ず出る疑問です。答えは 契約の種類と設定によって異なります。個人向けプランと商用プランでは既定の扱いが違い、個人向けプランでは自分で設定を確認する必要があります。

この記事では、プランごとの既定の扱いと、設定の確認手順、業務利用で判断すべき点を整理します。正確な条文は必ず Anthropic の公式ページで確認してください。この記事の検証日以降にポリシーが変わっている可能性があります。

KEY POINT

この記事で分かること

  • 個人プラン(Free/Pro/Max)と商用(API/Team/Enterprise)でのデータ利用の違い
  • 学習利用のオン・オフを確認・変更する手順
  • 業務で使う前に判断すべきチェック項目

「学習に使う」「保存する」「アクセスする」は別の話

混同されやすいので、最初に 3 つを分けます。

概念意味
学習利用(training)送信したデータを、将来のモデルの訓練データとして使うこと
保持(retention)送信したデータをサーバー側に一定期間保存すること。不正利用の検出などのため
アクセス(access)Anthropic の担当者が内容を閲覧できる条件。通常は利用規約違反の調査など限定的

「学習に使わない」設定にしても、保持はゼロにはなりません。逆に、保持されていても学習に使われるとは限りません。

プランごとの既定の扱い

契約学習利用の既定変更
Free / Pro / Max(個人向け)利用者の設定に従う。初回に選択を求められ、以後は設定画面で変更可能(設定画面)
API(Anthropic Console)従量課金学習に使わない-
Team / Enterprise学習に使わない-
Amazon Bedrock / Google Vertex AI 経由各クラウド事業者の規約に従う(Anthropic に学習用データは渡らない)-

Claude Code は、ログインしているアカウントの契約に従います。Pro/Max アカウントでログインしていれば個人向けの設定が適用され、API キーで認証していれば商用の扱いです。

個人プランを業務に使う場合

Pro/Max は個人向けの契約です。会社のコードを扱う場合は、学習利用をオフにするだけでなく、そもそも個人契約で業務データを扱ってよいかを会社の規程で確認してください。組織で使うなら Team/Enterprise か API 契約が前提になります。

設定の確認手順(個人プラン)

  1. ブラウザで claude.ai にログインします。
  2. 設定(Settings)を開き、プライバシー(Privacy)の項目に進みます。
  3. 「Claude の改善に協力する(Help improve Claude)」に相当するトグルを確認します。オンなら学習に使われ、オフなら使われません。
  4. 変更後は、Claude Code 側で再ログインする必要はありません。設定はアカウント単位で適用されます。

Claude Code の対話中に /status を実行すると、ログイン中のアカウントと認証方式が表示されます。「どの契約で動いているか」の確認に使えます。

保持期間の目安

保持期間は、学習利用の設定によって変わります。学習利用をオンにしている場合は長期間(年単位)、オフにしている場合は短期間(日単位)が公式に案内されています。具体的な日数は改定されることがあるため、Privacy Center の最新の記載を参照してください。

商用契約では、契約内容によってゼロデータ保持(Zero Data Retention)の適用を受けられる場合があります。規制業種で必須なら、営業窓口に確認してください。

業務利用前のチェック項目

  • 契約形態は何か(個人 / API / Team / Enterprise)
  • 個人プランの場合、学習利用のトグルはオフか
  • 会社の規程で、外部 AI サービスへのコード送信が許可されているか
  • 秘密情報(認証情報、顧客データ)を Claude に読ませない設定があるか(秘密情報を読ませないための設定)
  • MCP サーバー経由で外部サービスに送られるデータの範囲を把握しているか
  • クラウド事業者経由(Bedrock/Vertex)を使う場合、その事業者のデータ規約を確認したか

Claude Code が送信するデータの範囲

Claude Code は、指示の内容に応じて必要なファイルを読み、その内容を API に送信します。リポジトリ全体を常に送るわけではありませんが、grepcat で読んだ内容はすべて送信対象です。読ませたくないファイルは permissions の deny で明示的に禁止します(permissions の設計)。

また、利用状況の統計(テレメトリ)の送信も別途行われます。無効化する環境変数は公式ドキュメントで案内されています。

用語解説

テレメトリ: 機能の利用回数やエラー発生などの統計情報です。コードの内容そのものとは別の扱いで、無効化のための設定が用意されています。

Codex・Gemini CLI との違い

Codex(OpenAI)や Gemini CLI(Google)も、個人向けと商用向けで既定の扱いが異なる点は同じです。Gemini CLI は個人の Google アカウントでログインした無料枠では、データが製品改善に使われる旨の案内があります(Gemini CLI の無料枠と制限)。ツールごとに確認してください。

まとめ

  • 学習利用・保持・アクセスは別の概念。設定で制御できるのは主に学習利用
  • API / Team / Enterprise は既定で学習に使われない。Pro/Max は設定次第
  • 個人プランは claude.ai の設定画面でトグルを確認し、業務利用は会社の規程に従う
  • 送信されるのは Claude が読んだファイルの内容。読ませたくないものは deny で禁止する

よくある質問

会社のコードを Claude Code に読ませても大丈夫ですか?
契約形態によります。API キー、Team、Enterprise の商用利用ではデフォルトで学習に使われません。個人の Pro/Max では設定次第なので、必ず設定を確認し、会社のポリシーに従ってください。
学習に使われない設定にすると機能は制限されますか?
機能の制限はありません。データの保持期間が短くなるだけです。
過去に送ったデータを後から学習対象外にできますか?
設定を変更した時点以降のデータに適用されます。過去分の扱いは公式の Privacy Center の説明を確認してください。

参考にした一次情報

この記事は公式ドキュメントを基に AI が下書きを作成し、運営者が内容を確認して公開しています。誤りを見つけた場合はお問い合わせからお知らせください。